英語をやり直すと決めたとき、多くの人がまず「何をすればいい?」と戸惑います。
アプリを入れる? 単語帳を買う? YouTubeを見てみる?
でも、焦らなくて大丈夫。
やり直し英語のスタートは、“何をやるか”ではなく、“自分を知ること”から始まります。
🔹「自分の現在地」を知らないと、学習は迷子になる
まずやるべきは、「自分の英語レベルをざっくり把握すること」です。
意外と忘れている単語や文法もある一方で、「あれ、思ったより読めるぞ」という分野もあったりします。
おすすめの簡易レベルチェック法:
- 英語アプリ(スタディサプリ、Duolingoなど)の初期テストを受ける
- 「中学英語 テスト 無料」などで検索して出てくる小テストをやってみる
- TOEICの模擬問題(Listening & Reading)を軽く解いてみる
たとえばこのような文章、すぐに意味が浮かびますか?
Would you mind opening the window?
「open the window(窓を開ける)」はわかるけど、”Would you mind~?” のニュアンスで止まってしまった…
そんな人は、リスニングやスピーキングに入る前に「基礎の整理」から始めたほうがスムーズです。
🔍 知っているようで曖昧な部分に気づくこと。
それが、やり直し英語の第一歩です。
🔹目的がないと、続かない
やり直し英語を始めても続かない最大の理由は、「なんとなく始めた」ことにあります。
- TOEICの点数を上げたいけど、どれくらい必要なのかよくわからない
- 映画を英語で観たいけど、何をどう学べばいいのかわからない
- アプリを入れて満足して終わってしまう
これではモチベーションが長続きしません。
だからこそ、目的とゴールを具体化することが大切です。
例:
- 3ヶ月後の旅行で英語で注文できるようになりたい
- 子どもと一緒に英語の絵本を読めるようになりたい
- 仕事で来たメールを一人で読めるようになりたい
目的が決まると、やるべきことも自然と見えてきます。
今日やることに迷わなくなり、「今日はここだけやろう」が続く力になります。
🔹あなたに合う学習スタイルを見極めよう
もうひとつ大事なのが、自分に合った“学び方のスタイル”を選ぶことです。
✔ 簡易セルフチェック
質問 | あなたは… |
---|---|
自分で計画を立てるのが得意? | → 独学型向き |
人に見られると頑張れる? | → 教材依存型/スクール型向き |
毎日少しずつ積み上げたい? | → アプリ&日記型が合う |
映像の方が理解しやすい? | → YouTube・動画講座タイプ向き |
やり直し英語は、「自分の性格と合っているか」で続くかどうかが変わります。
たとえば、自分でペースを作るのが苦手な人が独学で頑張ろうとしても、最初は順調でも3日坊主になってしまいがち。
逆に、「人に教えてもらうより、自分で試行錯誤する方が好き」という人なら、教材よりもアプリやChatGPTを活用する方法の方が長続きします。
✨学び直しの出発点は、「自己理解」から
英語学習に限らず、大人の学び直しは「過去と違う方法」で進めることが大切です。
大切なのは、“自分がどこにいるのか”“どこへ行きたいのか”を知っておくこと。
迷わず進むための地図は、他人がくれるものではなく、
自分の中にあります。
目的、現在地、スタイル。
この3つが見えれば、やり直し英語の旅はもう始まっています。
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