第3章:1日5分でも続く!学習ルーティンの作り方

大人のやり直し英語

「時間がなくて英語が続かない」
やり直し英語において、これほど多くの人が抱える悩みはありません。

でも、英語学習は「時間がある人」だけのものではありません。
続けている人は、“時間を使う順番”を工夫しているだけなのです。

この章では、忙しい大人でも実践できるスキマ時間活用術と習慣化のコツをお伝えします。

🔹朝・通勤中・夜でできるスキマ学習例

まずは、1日を3つの時間帯に分けて考えてみましょう。

☀ 朝:最も集中できる時間を英語に回す

  • 起きてすぐに英語アプリで単語5個
  • シャワーを浴びながら英語のフレーズを聞く
  • 朝の静かな時間に英語日記を1行だけ書く

朝の学習は「脳がリセットされた状態」で入ってくるので、定着率が非常に高いのが特長です。

🚃 通勤・スキマ時間:聞くだけでOK

  • イヤホンで英語ニュースやポッドキャストを流す
  • 聞いた単語・表現をスマホのメモに書き留める
  • 「1トピック=1駅」と決めて聞き切る

歩いている時間や電車に乗っている時間は、「ながら学習」の宝庫です。

🌙 夜:インプットの整理に最適

  • 朝・昼に覚えた単語を寝る前に復習
  • YouTubeで1本だけ英語学習系の動画を観る
  • ChatGPTに「今日覚えた英語フレーズの例文を作って」と頼んで反復

夜は「整理」「定着」の時間帯と割り切ると、気負わず続けられます。

🔹タイマー学習法&アプリ活用で“継続の壁”を越える

「集中力が続かない」「ダラダラしてしまう」人におすすめなのがタイマー学習法です。

⏱ ポモドーロ・テクニック(25分→5分休憩)

英語学習では、もっとライトにこうアレンジできます👇

  • 3分シャドーイング×2セット
  • 10分だけ英文音読+録音
  • 5分で1トピック復習+1分メモ

学習を「区切ってやる」と、“完了感”が生まれ、次もやりたくなるのがポイントです。

📱 おすすめアプリの活用スタイル

アプリ名用途時間帯おすすめ
Duolingo単語・文法朝のスキマに最適
TED/Voicyリスニング通勤時間に聞き流す
ChatGPT例文づくり・復習夜の整理タイムに活用

続ける人は「アプリを1つに絞らず、目的に応じて使い分ける」ことが得意です。

🔹習慣化できる人/できない人の違い

続く人と、すぐやめてしまう人には明確な違いがあります。
それは、「習慣の仕組み」を無意識に持っているかどうかです。

✅ 習慣化できる人の特徴

  • 「やる時間と場所」を決めている
  • 成果より「続けた自分」を評価する
  • 他人と比べない
  • 学習記録を残している(アプリでも手帳でもOK)

❌ 習慣化しにくい人の特徴

  • その日の気分でやる/やらないが決まる
  • できなかった日を「ダメだった」と自己否定する
  • 学習=成果が出るもの、と思い込む

習慣は「意思」ではなく、「仕組み」でつくる

英語学習を続けられる人は、意志が強いわけではありません。
小さな仕組みをうまく味方につけているだけです。

たとえば、
朝起きたら歯を磨く。
通勤中は音楽ではなく英語を流す。
寝る前に「今日の学び」を1行書く。

それを毎日“ほぼ”繰り返すだけで、英語はいつの間にか、あなたの日常になります。

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