この記事は「大人のやり直し英語シリーズ」の一部です。
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「文法が間違っていたらどうしよう…」
「発音を笑われたら恥ずかしい…」
そんなふうに思って、英語を話すことに抵抗を感じていませんか?
実は、英語学習者の多くが“恥ずかしさ”を理由に口を開けなくなるという壁にぶつかっています。
でも、英語は“完璧に話すもの”ではなく、“自分の思いを伝える手段”です。
少しの意識の変化で、英語を話すことがもっと気楽に、もっと楽しくなります。
この記事では、英語を話すのが恥ずかしいと感じてしまう方に向けて、気持ちを前向きに切り替える3つの考え方をご紹介します。
なぜ「恥ずかしさ」が英語の壁になるのか
多くの日本人学習者が英語に苦手意識を持つ最大の理由は、**「間違ってはいけない」「笑われたくない」**という心理的なブレーキです。
- 学校教育で“減点方式”に慣れてしまっている
- 他人の評価を気にしやすい文化
- 英語に触れる機会が少なく、“話す経験”自体が乏しい
こうした背景から、**「間違える=恥ずかしい」**という意識が根強く残っているのです。
でも実は、世界中の英語話者はもっと肩の力を抜いて会話しています。
少しの考え方のシフトで、あなたの英語に対する姿勢も大きく変わります。
「恥ずかしい」を手放す3つの考え方
考え方①:「間違えて当たり前」が世界基準
世界には、英語を第二言語・第三言語として話している人が何十億人もいます。
そうした人たちの中で、完璧な文法や発音を意識して会話している人はごくわずか。
- 通じればOK
- 伝わればそれで十分
これは世界共通の英会話マインドです。
逆に、間違いを恐れて黙ってしまうことの方が、相手には「自信がない」「話したくない」と伝わってしまうかもしれません。
間違えて当然、それでも伝えたい。
その姿勢こそが、コミュニケーションの本質です。
考え方②:相手はあなたが思うほど気にしていない
英語を話しているとき、自分のミスばかりが気になってしまうことってありますよね。
でも実際、相手はそのミスにほとんど気づいていないか、気にしていません。
- 「伝えようとしていること」に集中している
- 発音や文法の細部より、会話のキャッチボールを大切にしている
むしろ、あなたが勇気を出して話している姿勢に対して、好意的な印象を持ってくれる人の方が圧倒的に多いのです。
考え方③:英語は「自己表現のツール」と捉える
英語は、テストや資格のための“正解探し”ではなく、**「自分の考えや気持ちを表現するためのツール」**です。
だからこそ、少しくらい言葉が間違っていたって構わない。
むしろ、あなたらしい言葉や表現が相手の記憶に残ることもあります。
- 自分の言葉で伝える英語
- 間違いも“その人らしさ”として魅力に変わる英語
そう考えるだけで、話すことが楽しくなってきませんか?
まとめ:「恥ずかしい」を感じるのは自然。でも、それを超えた先に成長がある
英語を話すときに恥ずかしさを感じるのは、誰にでもある自然な感情です。
でも、その感情に行動を止められてしまうのは、もったいない。
- 間違えるのが普通
- 相手は優しい
- 自分の言葉で表現すればいい
この3つの考え方を持つだけで、少しずつ、英語が“話せるもの”に変わっていきます。
まずは今日、簡単な自己紹介でもいいので、声に出してみてください。
1週間後のあなたは、きっと今より自信を持って話せるようになっています。
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