「話せるようになるために、書く練習が効果的」
これは一見矛盾するようで、実は非常に理にかなったアプローチです。
話すときには時間がない。言葉を即座に組み立てなければなりません。
でも、書くときには「ゆっくり考える余白」があります。
だからこそ、英語日記や短文作成の習慣は、話す力の土台として非常に強力なのです。
この章では、「書く英語」を実生活で無理なく育てる方法を紹介します。
🔹「英語日記」の効果と始め方
✅ なぜ日記が効果的?
- 自分の考えを英語で組み立てる“言語思考トレーニング”になる
- 書いた内容は、そのまま「音読」「シャドーイング」の素材にもなる
- テーマが自由なので、楽しく続けやすい
✅ スタートのコツは“短くてOK”
まずは1行でもOK。大切なのは「書いた」という経験を重ねることです。
▶ 初級者向けテンプレート
Today was a busy day.
I had lunch with a coworker.
I want to sleep early tonight.
1日1〜3文でも、1週間で30文近い「自分だけの英語表現集」になります。
🔹日常の中に「書く英語」を組み込む
「英語で書くなんて、日記以外では使う場面がない」と思っていませんか?
実は、英語を書く場面は日常の中にたくさんあります。
✅ メールやメモで英語を使ってみる
- 社内メモや予定表を英語で自分に書く
- 上司や部下に送るメールで、ちょっとした一文を英語にしてみる
▶ 例:
Let me confirm that again later.(あとで再確認させてください)
I’ll update this by tomorrow.(明日までに更新します)
✅ SNSやX(旧Twitter)で“英語つぶやき習慣”
140文字以内で英語を書くのは、最高のアウトプット練習です。
- 1日1投稿 × 7日 = 7回の言語トライアル
- ハッシュタグ「#MyEnglishNote」などを使えばモチベも上がる
🔹ChatGPTで“間違いを恐れずに書ける環境”を作る
英語を書くことに抵抗を感じる最大の理由は、「間違っていたら恥ずかしい」という心理的な壁です。
でも、ChatGPTを使えば、人に見せる前に“安全にミスできる場所”を持つことができます。
✅ 使い方①:日記の添削
Today was bad day. I feel tired.
→ ChatGPTのプロンプト例:
「この日記を自然な英語に直して、簡単な理由も教えて」
✅ 使い方②:英語メモの言い換え提案
“I do this tomorrow.”
→ ChatGPT:「I’ll do this tomorrow.」の方が自然です
→ さらに:「I’ll take care of it tomorrow.」のような丁寧表現も提案可能
✅ 使い方③:表現のバリエーションを学ぶ
英語で「なんとかなるよ」と言いたいときは?
→ ChatGPT:「It’ll be fine.」や「Things will work out.」など複数提案してくれる
書くことで、“話す言葉の準備”が整う
英語を話せるようになるために、「書く」というのは遠回りに見えるかもしれません。
でも、実際にはこのプロセスこそが、“頭の中で英語を組み立てる力”を育てる近道なのです。
書くことで、自分の表現パターンが増える。
それを音読・会話で使ってみる。
その積み重ねが、「自分の言葉で話す力」へと変わっていきます。
英語を書くことは、英語を“話す準備運動”でもあるのです。



コメント