第12章:英文を書く力をつける最短ルート

大人のやり直し英語

「話せるようになるために、書く練習が効果的」
これは一見矛盾するようで、実は非常に理にかなったアプローチです。

話すときには時間がない。言葉を即座に組み立てなければなりません。
でも、書くときには「ゆっくり考える余白」があります。

だからこそ、英語日記や短文作成の習慣は、話す力の土台として非常に強力なのです。

この章では、「書く英語」を実生活で無理なく育てる方法を紹介します。

🔹「英語日記」の効果と始め方

✅ なぜ日記が効果的?

  • 自分の考えを英語で組み立てる“言語思考トレーニング”になる
  • 書いた内容は、そのまま「音読」「シャドーイング」の素材にもなる
  • テーマが自由なので、楽しく続けやすい

✅ スタートのコツは“短くてOK”

まずは1行でもOK。大切なのは「書いた」という経験を重ねることです。

▶ 初級者向けテンプレート

Today was a busy day.
I had lunch with a coworker.
I want to sleep early tonight.

1日1〜3文でも、1週間で30文近い「自分だけの英語表現集」になります。

🔹日常の中に「書く英語」を組み込む

「英語で書くなんて、日記以外では使う場面がない」と思っていませんか?

実は、英語を書く場面は日常の中にたくさんあります。

✅ メールやメモで英語を使ってみる

  • 社内メモや予定表を英語で自分に書く
  • 上司や部下に送るメールで、ちょっとした一文を英語にしてみる

▶ 例:

Let me confirm that again later.(あとで再確認させてください)
I’ll update this by tomorrow.(明日までに更新します)

✅ SNSやX(旧Twitter)で“英語つぶやき習慣”

140文字以内で英語を書くのは、最高のアウトプット練習です。

  • 1日1投稿 × 7日 = 7回の言語トライアル
  • ハッシュタグ「#MyEnglishNote」などを使えばモチベも上がる

🔹ChatGPTで“間違いを恐れずに書ける環境”を作る

英語を書くことに抵抗を感じる最大の理由は、「間違っていたら恥ずかしい」という心理的な壁です。

でも、ChatGPTを使えば、人に見せる前に“安全にミスできる場所”を持つことができます。

✅ 使い方①:日記の添削

Today was bad day. I feel tired.

→ ChatGPTのプロンプト例:
「この日記を自然な英語に直して、簡単な理由も教えて」

✅ 使い方②:英語メモの言い換え提案

“I do this tomorrow.”

→ ChatGPT:「I’ll do this tomorrow.」の方が自然です
→ さらに:「I’ll take care of it tomorrow.」のような丁寧表現も提案可能

✅ 使い方③:表現のバリエーションを学ぶ

英語で「なんとかなるよ」と言いたいときは?
→ ChatGPT:「It’ll be fine.」や「Things will work out.」など複数提案してくれる

書くことで、“話す言葉の準備”が整う

英語を話せるようになるために、「書く」というのは遠回りに見えるかもしれません。

でも、実際にはこのプロセスこそが、“頭の中で英語を組み立てる力”を育てる近道なのです。

書くことで、自分の表現パターンが増える。
それを音読・会話で使ってみる。
その積み重ねが、「自分の言葉で話す力」へと変わっていきます。

英語を書くことは、英語を“話す準備運動”でもあるのです。

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