「子どもには英語を好きになってほしい」
そう願う親御さんは多いですが、「何から始めればいいのかわからない」と感じることもありますよね。
大切なのは、“勉強”として構えさせるのではなく、遊びの中で自然と英語に触れられる環境づくりです。
今回は、家庭で無理なく実践できる「子どもが英語を好きになる5つの工夫」をご紹介します。
英語の絵本を一緒に読む
絵本の読み聞かせは、子どもにとって最も自然な英語との出会い方のひとつです。
文章が短く、リズムがあるものが多いため、子どもも耳から英語の音に慣れていきやすくなります。
おすすめは：
- 繰り返しのフレーズが多い絵本
- イラストで内容がわかるもの
- CDや音声付きのもの（発音確認にも◎）
親子で一緒に楽しむ時間が、英語への抵抗感を減らしてくれます。
アニメや音楽を英語で楽しむ
好きなキャラクターやリズムの良い音楽は、「英語＝楽しい！」という印象を自然に植え付けるチャンスです。
YouTubeやNetflixなどには、英語音声に対応したアニメが多数あります。
「勉強」としてではなく、「エンタメ」として英語に触れることで、子どもは英語をポジティブに受け入れるようになります。
おうちに英語の言葉を貼る
冷蔵庫に refrigerator、トイレに toilet など、家の中に英単語をラベリングする方法もおすすめです。
視覚からのインプットで、自然と語彙が増えていきますし、「これは英語でこう言うんだ」という発見のきっかけにもなります。
ポイントは：
- 読みやすい大きめの文字で書く
- 子どもの目線の高さに貼る
- イラストを添えるとさらに効果的
親が英語を使う姿を見せる
子どもは、親の言葉や態度をよく見ています。
「Good morning!」「Thank you!」「See you later!」など、簡単なフレーズを日常会話に取り入れて、親自身が英語を楽しむ姿を見せるだけでOKです。
完璧な発音でなくても問題ありません。大切なのは、「英語を話すって楽しいんだ」と伝えることです。
絵カードや英語ゲームで遊ぶ
遊びの中に英語が登場すると、子どもは“学習”だと感じることなく、英語を吸収していきます。
たとえば：
- アルファベットカードで「ABCかるた」
- 簡単な英語指示を使って遊ぶ「Simon says」
- 英語で色や形を当てるクイズゲーム
「楽しい時間の中に英語がある」状態が、英語好きの土台になります。
まとめ：英語を「好き」になる環境は家庭から
子どもは、自分の「好きなこと」「楽しいこと」に対して、自然と集中し、吸収していきます。
家庭での英語環境づくりは、押しつけず・楽しさ重視が基本です。
今日からできる小さな工夫から始めて、親子で一緒に英語のある暮らしを楽しんでみてください。
コメント